バギィ!
「ぐはっ…。」
ドサッ
「はい終わり。」
突っ掛かってきたバカをのしたのは久々だ。
前の学区はなるべく避けて通ってたんだが…まあいいか。
幸い誰も見て…。
「…驚きましたね。」
…やがりましたか。
よりにもよってお前かよ。
「…言っとくが正当防衛だぞ。」
「ええ、確かに。
あなたを倒せば名があがるだのなんだのと言ってましたからね。」
「………。」
聞かれたくないことをまあしっかりばっちり…。
さすが超能力者…って関係ねーな。
「…とりあえず、黙っててくれよ。頼むから。」
「それは勿論。」
まあこの答えは予想してた。
こいつにとっても言い触らしたところでデメリットしかない事だからな。
「それにしてもあなたがこれほど喧嘩慣れしてるとは。
僕より強いかもしれませんね。」
「お?自信ありそうだな。勝負はしねーけど。」
「まあ僕もあなたとボードゲーム以外で勝負は遠慮しておきますよ。」
「負けっぱなしの勝負しかしないってのもいい趣味だな。」
「僕は平和主義なだけですよ。よくご存知でしょう?」
「さあ、どうだか。」
「…ふふ。」
「何だよ。」
「いえ、少し嬉しいですよ。新しいあなたを知れて。」
「…に、言ってやがる。
気色悪い。」
END
やまなしおちなしいみなし。ホモ要素もなし。
当時WORSTの最新刊面白かったからヤンキーキョン君書きました。
そんだけです(笑)
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